里芋の株には、親芋、子芋、その先の孫芋があります。

写真:Susan Slater / Taro root (taro corm).jpg / CC BY-SA 4.0 / 原典。1280px以内のJPEGへ縮小。EXIF、XMP、GPSを除去。色調変更・追加トリミング・文字の焼き込みなし。
掘り上げた里芋の株には、一つの大きな芋だけが付いているわけではありません。中心の親芋、その周りの子芋、さらにその先の孫芋という関係があります。福井県大野市の産地紹介は、こうした芋を育てるため、土寄せにも気を配ると説明しています。10月から11月は、里芋の収穫が進む季節です。地上では一つの葉の集まりに見えた株も、土を離れると、増えながら育った芋のつながりが現れます。食卓で一個ずつ見る形の前に、畑で一株として育つ形があります。
中心から、次の芋が増えていく
JAの産地紹介によると、里芋は中心に親芋があり、その周りに子芋、さらに孫芋が付きます。土寄せが不足すると、子芋や孫芋の育ちが十分でなくなることがあります。
大野在来は、親芋へ子芋が強く付くため「親責」とも呼ばれると紹介されています。親芋も食べるかどうかなど、利用する部分は品種によって異なり、すべての里芋で同じではありません。
秋に掘った株から、次の種芋も残す
福井の産地では、10月上旬ごろの試し掘りを経て、10月から11月に収穫します。地上の子茎が倒れ込む頃など、株の変化が収穫を判断する目安になります。
収穫した株を冬の間に貯蔵し、翌年の種芋にする工程もあります。掲載した食材の里芋は、親芋から孫芋までを一株のまま比べた写真ではありません。一つずつの芋を取ることと、次の株を育てる芋を残すこと。秋の収穫には、食べ物へ向かう道と、来年の畑へ戻る道があります。
元記事・発表
もう一つ、世界の話を。
土や季節に合わせた、畑の仕事をたどります。