青いユズから黄色いユズへ、秋の出荷をつなぐ

写真:경빈마마 / Citrus junos fruits.jpg / CC BY 4.0 / 原典。1280px以内のJPEGへ縮小。EXIF、XMP、GPSを除去。色調変更・追加トリミング・文字の焼き込みなし。
ユズは、黄色くなった姿だけで出荷されるわけではない。JAしまねが紹介する益田地域の収穫暦には青玉と黄玉があり、JA高知県の紹介には、その間をつなぐ「カラーリング玉」も登場する。青い時期、熟成させる時期、黄色い実を扱う時期。秋から冬へ向かうユズの仕事は、果実の色ごとに眺めると少し違って見える。11月の黄玉の季節を前に、二つの産地の説明をたどってみよう。収穫期と出荷期は区別し、それぞれの地域の暦として紹介する。
青玉のあとにも、出荷の段階がある
JAしまねの益田地域の紹介では、青玉の収穫は8月上旬、黄玉は11月上旬から12月中旬となっている。色によって、取り扱う季節も変わる。
JA高知県では、8〜9月に青ユズを出荷し、9月下旬〜10月下旬は若い果実を熟成させたカラーリング玉を扱う。11月から翌3月には黄ユズを出荷する。青と黄の二段階だけではなく、出荷をつなぐ扱いがあるのだ。
一玉ずつ摘み、果皮も確かめる
高知の紹介では、ユズの果皮は傷が付くと変色するため、一玉ずつ丁寧に摘み取る。出荷場では傷や斑点、大きさなどを確認して選別する。果肉だけでなく、外側の状態にも目を配る仕事が続く。
島根の収穫暦と高知の出荷暦は、同じ期間を測った表ではない。それぞれの違いを残して見比べると、秋のユズが一度に黄色い実へ入れ替わるのではなく、産地ごとの段階をたどって届くことが分かる。
元記事・発表
もう一つ、世界の話を。
土や季節に合わせた、畑の仕事をたどります。