長芋の秋掘り、土の中から傷を付けずに取り出す

写真:Emőke Dénes / Dioscoreales - Dioscorea polystachya - 3.jpg / CC BY-SA 4.0 / 原典。1280px以内のJPEGへ縮小。EXIF、XMP、GPSを除去。色調変更・追加トリミング・文字の焼き込みなし。
長芋の収穫には「秋掘り」と「春掘り」がある。JAグリーン長野の紹介では、秋掘りは10月下旬から12月中旬。皮の薄い新物が出る季節だ。長い芋を土から取り出すときには、掘るだけでなく、その後の扱いにも気を配る。JAオホーツク網走が紹介する収穫でも、機械と手作業を組み合わせ、傷を付けないようコンテナへ入れる工程が続く。秋の入り口に、土の下の長芋が畑を離れるまでを見てみよう。二つの産地の暦や作業は、それぞれの例としてたどる。
雪を挟んで、二つの収穫期
JAグリーン長野は、長芋の収穫期を10月下旬頃から翌4月頃と紹介している。その中で10月下旬〜12月中旬の掘り取りが秋掘り、雪解け後の2月半ば〜4月中旬が春掘りとなる。
一つの季節にまとめて掘る作物という見方では、この違いを見落とす。秋掘りの新物は皮が薄いという特徴もあり、収穫期の呼び名には、芋が出てくる時期の違いが表れている。
土ごと上げてから、手で抜く
JAオホーツク網走の11月の収穫紹介では、専用のプラウで土と長芋を掘り上げ、手作業で抜き取る。土ごとすくった芋をベルトで運ぶ様子も記録されている。
取り出した長芋は、太さや長さで荒選別し、傷が付かないよう丁寧にコンテナへ入れる。長野の収穫暦と網走の作業記録は同じ畑の話ではないが、長い形を保って取り出し、収穫後も慎重に扱う仕事を知る手がかりになる。
元記事・発表
もう一つ、世界の話を。
土や季節に合わせた、畑の仕事をたどります。