ショウガは、土の中で育った茎を掘り上げます。

写真:Olli Salmela, (Dacnoh) / Zingiber officinale fresh rhizome.JPG / CC BY-SA 3.0 / 原典。1280px以内のJPEGへ縮小。EXIF、XMP、GPSを除去。色調変更・追加トリミング・文字の焼き込みなし。
土から掘り出すショウガは、植物の根ではなく、土の中で育つ茎です。「根茎」と呼ばれ、ここから次の芽も伸びます。高知県の四万十地域を紹介するJAの産地資料では、露地の収穫期は10月下旬から11月上旬。前年に収穫して保存した種ショウガを春に植え、半年ほどかけて育てたものを掘り上げます。秋の収穫は、食べる分を取り出すだけではありません。次の年の芽を持つ茎を残し、また春へ渡す仕事も含まれます。ふくらんだ形の中に、一年をつなぐ部分があります。
充実した根茎を、霜の前に収穫する
医薬基盤・健康・栄養研究所の栽培データベースは、ショウガは根茎が充実してから収穫すると説明しています。霜が降りる地域では、その前に掘り上げます。収穫期の目安は、関東で10月中下旬、暖地で11月上旬から12月上旬です。
同じショウガでも、暖かさや地域によって畑に置く時期が変わります。根茎の育ち具合と、その場所へ寒さが来る時期を合わせて見ます。
保存した茎から、次の株へつなぐ
JA四万十の産地紹介では、貯蔵した前年の種ショウガを分け、4月に植え付けます。秋の収穫では、機械で茎を巻き上げ、根茎を掘り取る作業が紹介されています。
掲載したのは芽や根が伸びた根茎の関連写真で、四万十の収穫現場ではありません。地上の葉を育て、土の中の茎を充実させ、その一部を次の株の出発点へ戻す。秋に出会うショウガの形には、収穫物と種苗の両方の役割があります。
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もう一つ、世界の話を。
土や季節に合わせた、畑の仕事をたどります。