サトウキビは、糖が高まる冬に刈り取ります。

写真:Indiana jo / サトウキビ収穫(徳之島).jpg / CC BY-SA 4.0 / 原典。1280px以内のJPEGへ縮小。EXIF、XMP、GPSを除去。色調変更・追加トリミング・文字の焼き込みなし。
背の高いサトウキビは、茎が十分に伸びれば、いつ刈っても同じなのでしょうか。収穫する時期には、茎の中に糖がどれだけ蓄えられているかが関わります。沖縄や鹿児島のサトウキビは、糖度が高まる冬を中心に収穫します。春に植えるものと夏に植えるものでは、畑で育つ期間も違います。農研機構の資料と鹿児島県の生産を扱う農畜産業振興機構の情報から、秋に育つ茎が冬の収穫へ渡る流れをたどります。畑の緑の高さだけでは、刈り取りの頃合いは決まりません。
春植えと夏植えで、育つ時間が違う
農研機構の技報は、春植えと夏植えの栽培を紹介しています。春植えはおよそ一年、夏植えはおよそ一年半を経て、冬の収穫へ進みます。同じ冬に収穫する畑でも、植え付けからの時間が同じとは限りません。
収穫期は、糖度が高まる12月から3月ごろです。長く伸びた茎を、糖を取り出す原料として工場へ渡す段階になります。
早く糖度が上がる品種もある
農研機構の早期高糖品種の研究紹介によると、一般に1月ごろ高くなる糖度が、11月から12月の早い時期から高まる品種もあります。品種の特性は、冬の収穫をいつ始めるかという選択にも関わります。
農畜産業振興機構の鹿児島県の情報は、茎に含まれる糖の割合を、原料の品質を扱う指標として示しています。今年の糖度や収量を予測する話ではありません。秋から冬へ向かう畑では、茎を育てる時間の先に、糖の蓄積を見て収穫する仕事が続きます。
元記事・発表
もう一つ、世界の話を。
土や季節に合わせた、畑の仕事をたどります。